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世界に通じるワインを造る

2006 KOSHU Cuvee Denis Dubbourdieu
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甲州 キュヴェ・ドゥニ・デュヴルデゥー

EU認定第1号 ヨーロッパに初めて輸出、販売が認められたワインです。

日本にはこれまでEUが認可する検査機関がなく、EUの基準のワインとして品質が認められず一度に100リットル以上輸出する事や、EUでの販売は一切禁止されていました。2007年11月に日本酒類研究所がEUから初めて検査機関として認められ、醸造方や添加物など基準を満たして、甲州キュヴェ・ドゥニ・デュヴルデューが晴れてEUに輸出販売が認められました。最初の輸出はイギリスに約480本出荷されます。

 日本のワインをEUへ輸出するプロジェクトは、2003年、山梨県のグレイスワイン(中央葡萄酒)の三澤氏がワイン輸入商社ミレジムの社長のアーネスト・シンガーに「どうしたら、日本の甲州種のワインが世間に(世界レベルで)認知してもらえるのか」と相談に来たことから始まりました。
 シンガーの答えは、「根本から始めよう」でした。シンガーは、数十年にわたる世界の様々なワイナリーとのつきあいや、そこでのテイスティングの経験から、このワインの造り方では到底世界の強豪ワインに肩を並べることはできない、と判断したのです。
 しかし、葡萄の収穫から販売まで、最低でも約2年かかります。新しい葡萄の品種を育てるとなるともっとかかる。しかし、根本からやらないと中途半端になってしまい、やる価値がない、という強い確信が彼にはありました。そこで、甲州葡萄の品種の確認から始まったのです。プロジェクトのスタートでした。

日本固有の葡萄「甲州葡萄」のサンプルのDNA分析をカリフォルニア大学に依頼しました。食用に栽培されていた葡萄の品種で、ワイン造りが可能かどうか確かめるためでした。
  その結果、甲州葡萄は、主にヨーロッパが原産のヴィティス・ヴィニフェラで構成された交配種であり、これまで知られていない変種のいくつかの血統を含む、ということが認められました。ヴィニフェラは何百という葡萄品種のなかで、もっともワイン造りに適している、と考えられています。 つまり、甲州葡萄は、ヨーロッパ原産の種が、シルクロードを通じて日本に伝わり、その間に、様々な交配を経て出来上がったものであるということがわかったのです。
 
  さらに、最近の研究で、甲州葡萄の中に、香り高いワインを造リだし得る要素を持ったアロマの分子が、発見されています。

甲州葡萄は従来、食用として栽培されていました。ですから、当然食用のための栽培法であり、食用には使えないと判断された葡萄が、ワイン造りに回されていたのです。  もちろん、ワイン用として特別に葡萄を栽培している少数の栽培者たちもいますが、彼らでも、その栽培方法はワイン造りに最適なものではありませんでした。このことが甲州ワインを生産する上で最大かつ唯一の問題でした。

世界的な白ワインの権威であるワイン醸造家、ドゥニ・デュブルデュー教授を訪問。彼は、さまざまなスタイルの甲州をテイスティングした後、日本での長期的な甲州ワイン醸造にかかわっていくことを承諾。7月には来日し、さまざまな分析をもとにワインをテイスティング、ワインメーカーや葡萄園を訪問しました。その結果、甲州ワイン・プロジェクトのための醸造コンサルタントに就任することを承諾したのです。ドゥニ・デュブルデュー教授の指導のもと、甲州葡萄で造った白ワイン「KOSHU 」が、2004年、誕生しました。 

そして、白ワイン「KOSHU」は、デビューしました。

 結果は、大成功でした。ワインの評価の第一人者ロバート・パーカー氏がテイスティング、そのウェブサイトで「すしワイン」つまり日本料理に合うワインとして高く評価したのです。アジアで初めてパーカー氏が評価したワインでした。


甲州 キュヴェ・ドゥニ・デュブルデュ- 2006 750ml
\2,100(税込)
Zenkouji 2006     750ml
\2,100(税込)

ロバートパーカー氏 コメント (ロバート・パカーHPより)

2つの2006ヴィンテージのこの日本のワインはどちらもライトボディのドライ白ワインである。善光寺はよりライトで、アルザス地方の熟成途中のドライなミュスカのようで、とても新鮮で活気がある。酸も豊富でたくさんのグレープフルーツが溢れる。
もう1つのワイン甲州は、より完成したワインで、ライトながらほのかなハチミツとエキゾチックな果実が溢れる美味しいワインである。どちらも寿司、刺身などと楽しんで頂きたい。


世界ソムリエ 田崎真也 氏 コメント (ヴィノテーク誌より)

甲州の色調は透明感のある淡いグリーン。香りはバラなどの白い花の香りがはっきり感じられれ、加えてグレープフルーツのほか柑橘系のコンポーネント、青林檎の香り、ほのかに梨や白い土、ミネラル香などが調和。味わいはやわらかで、まろやか、バランスがよく、後味の酸味がフレッシュでミネラル感などを含んでいる。イカ、蛸の刺身、ホタテ貝を使ったサラダやカルパッチョなどの料理にもよく合う。

善光寺はの色は輝きあるグレーがかった非常に淡いグリーン。香りは華やかで品種の特徴も感じられる。ライチや白桃、青いバナナ、ほんのりマスカットの果実香に、白い花の香り、ミネラル香が感じられる。味わいは柔らかでまろやかなアタックから、広がりにはしっかりした酸味を感じ、アフターはミネラル的な印象が長く持続する。蛤の潮汁、鯛ソーメン、白身魚の昆布〆、ハモのおとしなどの料理によく合う。
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